小泉首相は五月十八日、首相官邸を訪れた遠山敦子文部科学大臣に珍しく声を荒げた、首相が同十一日の参議院本会議で国立大の民営化に賛意を表したことに対して、旧文部官僚出身の遠山氏が国立大側の意向を代弁するかのように、国立大学は既に独立行政法人化が決まっている、民営化には大学側の反発が強いと説明したためだと。
文部官僚出身で国立大学の事務関係に長らく携わってきた人物です。姫路獨協大学の幹部は文部省の人脈で占められていると言わざるを得ないのではないでしょうか。 こうした点からいっても、私大審での厳正な審査は期待できないのではありませんか。無理をしてでも、ごり押ししてでも設置しようという意図が露骨に見えているのではないでしょうか。 そこで、私大審の審査基準についてお尋ねをいたします。